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医薬品名 エースワーカー錠1 
製造・輸入(販売)業者名 三共ライフテック株式会社 
医薬品区分 動物用医薬品(生物学的製剤以外) 
主成分名 塩酸テモカプリル 
報告年月日 平成18年9月8日 

発現動物 発現頭羽数/投薬頭羽数 1/1 
種類 犬  品種 その他の中型種 
メス(避妊)  妊娠の有無 産歴
年齢 13歳  体重 9.76Kg 投与したときの
健康状態
不健康 
既往歴 ストルバイト尿結石、興奮しやすい性格 
副作用歴 なし 
医薬品の
投与歴
モキシデクチン アセプロマジン 
投与する前の
診断名又は投与目的
僧帽弁閉鎖不全症を疑い投薬 

発現の概要及び転帰 都道府県名 滋賀県  発生年月日 平成18年8月5日
投与年月日 平成18年7月26日〜平成18年8月5日
投与から副作用・
感染症発現までの時間
336時間未満  転帰 死亡 
投与量 1日1回1錠  投与形態  
投与経路 経口投与(飼料添加)  効能・効果 効能・効果のとおり 
併用薬 なし  用法・用量 用法・用量のとおり 
投与前の保管状況 薬品庫に保管 
副作用・感染症の概要(種類・経過) へい死 
講じた処置 無処置 
同時に投与した他の動物の情報 なし 

意見
・対応処置等
因果関係 不明 
獣医師の意見 本剤投与との因果関係はないものと思われる 
製造業者等の意見 血圧がレニン-アンジオテンシン系によって維持されている状態でACE阻害薬を投与すると、著明な血圧低下が認められることがあるとされております。低血圧は治療開始初期に生じやすく、特に初期投与時に認められています(first-dose hypotension)。ACE阻害薬による血圧の低下は、血圧価が高い症例、高レニン症例、体液量減少症例、圧受容体反射機能不全症例に生じやすく、従って血管性高血圧などの高レニン症例では、ACE阻害剤は少量より用いる方が無難といわれております。これらのことからACE阻害薬全般において、その薬理作用から「虚脱」「ふらつき」が現われることがあり、本症例においてその発生は否定出来ないものと推察致します。 一方で、エースワーカー錠承認申請時臨床試験において確認された副作用は「いびき」の1例のみであり、各種安全性試験の結果においても「虚脱」「ふらつき」或いは「低血圧」は確認されておりません。以上より、本剤との因果関係はごく低いものの、完全に否定することは困難であることから、不明であると推察致します。 
要因究明・対応措置の内容 添付文書[対象動物に対する注意]2副作用において「薬理作用として降圧作用により低血圧症の症状である虚脱あるいはふらつきが現われることがあるので、特に初回投与後は患犬を注意深く観察すること。」と記載し、特に初回投与後の低血圧症状に対する注意喚起を行っている。今後も当該注意の周知徹底を図るよう努め、関連する情報を収集するよう努める。 

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